
こんにちは。「第3の目で伝えるコミュニケーター」
3rdPコミュニケーター&フォトグラファーのさいとうひでみです。
昨日は自由大学で受講中の「神社学」のフィールドワークで
群馬の妙義山の登拝へ行ってきました。
中之嶽神社
http://www.nakanotake.com
霧の中、轟岩まで登拝
先生いわく、世界で一番事故の多い登拝場所らしい・・・。
(帰宅後、群馬出身の旦那さまにその話をしたところ、
知人の血縁の方も妙義山登拝でお亡くなりなった方がいました)
霧でほとんど、下が見えなかったけど(下が見えたら相当怖い)、
鎖一本たどって岩場を登り、頂上までほっそーいハシゴで渡る😱
生きて帰れるだけで「まるもうけ」体験ができてしまう。
超こわかった・・・!
*この鎖みえる??
ここまで険しいとは予想もしなくて、ジーバンで行ってしまい、
岩場でずりずりした結果、ジーパンが破れてお尻(パンツ)まる見え・・・
「地上だったら、この上ない恥かしい状況」だけど、まじ、そんなの「どーでもいい!」世界・・・
*ここだよー!
神社学でなぜ「登山!」ですが、
実は信仰としての「神社」のルーツでもある
「日本人の生活に根ざした信仰」は自然の中にある
まだ宗教もなにもない時代、
病気や天候など人の力でどうにもならない時は
人力をこえた何かに祈るしかなかった
少しでも想いが届くよう
天に近い場所で祈った
それが山岳信仰の始まりであり
神社の始まり
こんな岩場の恐ろしいところにも
必ず小さな祠がある
誰がどうやって作ったのか
不思議に思うようなところにも
危険をさらしてまで、届けたい願いを届ける
「誰かの誰かへの想い」
そんな思いから生まれたのが信仰なのだなぁと
*こちらは別の神社のお写真ですが
漠然としてた
「信仰」と「宗教」の違いが理解できて
神社もない、その昔、その地域に住んでいた人の
願いや気持ちに少しだけ近づく体験ができました。
その後は、同じ妙義山にある妙義山神社へ
こちらの神社はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」
楫取素彦の避暑地として使われた御殿を見せてもらい(旧宮様御殿〕
日本の職人の素晴らしい技術について、宮司さんから貴重なお話を聞かせていただきました。
すばらしい透し彫りの照明
角まで手入れをされている柱と飾り
相変わらず敗れたジーパンをタオルで隠しての1日でしたが、
また、今まで何度も足を運びつつ、全く興味をもたなった群馬という土地
そして、その土地に根ざしたきた先人の想いや、職人の素晴らしさ
多くのエッセンスに触れることができた貴重な1日でした!
妙義山には、まだまだ奥の魅力が・・・!
雨季で奥の院は危険すぎる!ということで、今回はいけませんでしたが、
次回は、心してトレッキングパンツ&シューズ完備でいってきます!
日本には、先人の想いに触れることができる場所がたくさんあるんだろうな。。
まだまだ元気でいないとね!
3rdPコミュニケーター&フォトグラファー さいとうひでみ