【12歳の挑戦 23】母の思い

2016-8-3
12歳の挑戦, 日々のこと
びび, さいとうひでみ, 子ども, 子供, 12歳, 挑戦, 小学生, チャレンジ
びび

ちょっぴり不器用な小６男子。

いじめられ、からかわれ、時には学校にいけないことも。

たくさん悩み、たくさん諦めてきました。

「楽しい学校生活を過ごしたい」そんな思いで6年生を迎えた少年でした。
このままだとツライな。。１つの解決策として上がってきたのは「中学受験」やってみようかな・・・

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こんにちは！少年の母、さいとうひでみです。

普段は第3視点で魅力をお伝えするためにプロフィール撮影などの仕事をしています。

今回の「大人の人生発表会」は、あるお客様の言葉がきっっけで始まりました。
その方は、もともとお祖父さんの代から全国区のテニス一家に生まれ、学生時代にダブルスランキングが全国1位！なんと、錦織圭選手に勝った選手にも勝ったことがあるという素晴らしい経歴をお持ちでした。
しかし、撮影前のヒアリングでこれまでの人生についてお伺いしたところ、

「中学受験で血を吐くほど受験勉強したけど、入学した学校は最低だった」と。

「楽しい中学生活をおくりたい」と受験勉強をしている息子に知らせなければ！と、その日の夕食の話題にあげました。

「必ずも受験が「答え」ではない」ということ。

血を吐くほど勉強して、ようやく進学したのに最低の学校だった・・・
でもそんな環境で、「なぜテニスの全国1位になることができたんだろう。」
どうやって最低の状況「かべ（息子いわく悩みや障害）」を乗り越えてきたのか。

「話を聞いてみたい」

今、成功してる大人たちも、みんな何か乗り越えてきたのだとしたら、どうやって乗り越えてきたのか・・

そこから、僕も「かべ」を乗り越えるヒントを得たい。
せっかく聞くなら、僕だけでなく、みんなで聞けるような会をすればいいかもしれない。。

なぜなら、小学校6年生になってから、感じたこと。
「今、仲良くしていても、いつグループから外されるかわからない」
「将来のために勉強しろと言われるけど、勉強が辛い」
悩みはそれぞれ違っても、「僕をからかってる友達もみんな、辛そう」と。
「大人の人生発表会」は、そんな息子との会話から始まりました。

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そんな息子の言葉で、わたしも「やってみたい」がたくさんある少女だったのを思い出しました。
大人になって思うのは「やってみたこと」は失敗も成功も含めて経験や思い出になってますが、
「やらなかったこと」は、絶対に失敗もしない。
後々まで「あの時やっていたら・・・」と妄想の中だけで成長して、いろんな言い訳になってました。だから、サポートできることならば、「やってみる」という経験をしてほしいと思いました。

色々とあった小学校生活も今年で最後。
まだまだ、いろんな思いを伝えてくれる息子ですが、この先、どんどん大きくなり、独立していくのだと思うと、この夏休みは、思いっきり息子と一緒に「やってみたいこと」を挑戦してみたいと私自身思いました。

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SNSでの発信で、息子をご覧になった方からは、
「素晴らしい少年」のようにお褒めの言葉をいただくこともありましたが、
ごくごく普通・・・いや普通より少し子供っぽくて不器用で落ち着きがない12歳の男の子です。
時には、
断られるのが怖くて友達に声かけもできなかったり
やると言ったことをやらずに怒られたり
勉強が辛くて塾をサボったり

そんな息子ですが、素晴らしいところ、それは何の疑いもなく「やってみたい」と思ったこと。
そして、親である私や、少年をサポートしてくれる大人の親友のみんなに「やってみたい」という思いを伝えたこと。